by Akari on Jul 13, 2018

【ete(エテ)】の庄司夏子さん独占インタビュー

【ete(エテ)】の庄司夏子さん独占インタビュー

Été(エテ)の庄司夏子シェフが手がける人気のマンゴータルト。日本でも入手困難なプレミアムスイーツだ。この度、à nu retrouvez-vous(ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー)の下野昌平シェフと共に香港に初上陸し、特別にこの幻のケーキが販売される。美食家の方々にもぜひ試していただきたい。

庄司シェフが料理に興味を持ち始めたのは中学生の頃だったという。「家庭科クラブでシュークリームを作ったときに、生地が膨らむ姿に感動しました。友達にプレゼントをしたら美味しい!と喜んでくれて、シュークリーム屋さんになったらどうって言われたんです。」

この出来事がきっかけとなり、食物科のある高校で3年間基礎を学び、調理師免許を取得した。当時、下野昌平シェフが任されていた代官山の『ル・ジュー・ドゥ・ラシエット』で研修も合わせて2年間、そして2017年版「アジアのベストレストラン50」では第14位にランクインしている『フロリレージュ』にオープニングスタッフとして入り、3年間働いた。

『フロリレージュ』を辞めたあと、一度は料理を作る側から離れ、ホテルのホールで働いていた時期もあった。しかし、お世話になった方々から、庄司シェフが作ったケーキやお料理を食べたいと言うご要望もあり、出張料理を始めることになった。ケータリングや出張料理の依頼が増え、次第に規模が大きくなった為、独立しお店を開こうと思った。a4c00eaf97c8bd86b8e835f53a982528.jpg

大切な人への贈り物

通常、ケーキはワンカットあたりの値段は数百円。白い折りたたみの簡易的な箱に入れて渡すスタイル。「ケーキ屋さんはショーケースの標準に合わせてケーキを作って揃える。誰が買うかなど決まっていない。」と庄司シェフは言う。しかし、エテのケーキはひとつひとつがオーダーメイドだ。特別、そして、大切な人へ、というのがコンセプト。誰にあげたいか、大切な人にあげたいという方のリクエストにお応えしたいと思っている。

庄司シェフは、「ケーキにもお料理と同じライブ感があり、それを大切にしている。予約の時間に合わせてケーキを仕上げ、出来立てをお渡しする。出来立てを味わっていただく為、賞味期限はその日中。」「側から見ると面倒臭い。取りにいかなきゃいけないし、その日中に食べなきゃいけない。でもそんなケーキだからこそ大切な人へ贈りたい。」ケーキのパッケージングにもこだわりがあり、ジュエリーの箱のような素材を使用している。大切な人への素敵な贈り物になるだろう。

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ファッションからのインスピレーション 

庄司シェフが作る季節の果物を取り入れたケーキは、繊細さと素材を存分に生かすダイナミックさもあり、味も見た目も楽しめる。ケーキのインスピレーションやアイデアは主に、アイコニックな洋服やカバンから生まれる。「海外のコレクションなどを見るのがすごく好きで、例えば桃のケーキはシャネルのマトラッセ、ひし形の模様に影響を受けた。」「色合いなども含めて、お洋服や海外のコレクションからも刺激を受けている。ファッションから影響を受けたケーキづくりは珍しいと思う。」

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今後の夢や目標

今では東京で最も知られ次世代を牽引する若手女性シェフだが、店をオープンするまでは様々な困難があった。一番大変だったのはお店をオープンしたとき。「まだ日本では女性の地位が低かったので、融資が受けづらかったり、お金や契約などに苦労した。自分のスタイルが崩れないように、一から自分でやった。そこが辛かった。」


庄司シェフは、若い人特に女性にもっと料理人になる夢を持ってほしいと言う。そして料理人は夢のある仕事だということをアピールしていきたい。「小さいお店でも名が知られ、さらに香港でも機会があるというのはすごくドリーミーなことだと思う。新しいビジネスモデルとして参考にしてもらえると嬉しい。」「将来、日本の料理人、女性シェフも増えてほしい。日本人の作る料理は細やかさが世界的に一番高いので、それを世界中にアピールしていきたい。」 

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エテ のケーキの購入はFMGからのみ可能です。日毎に数に限りがあります。

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